十九番館だより(夢の本棚～松居直コレクション～）

ビップです。
新しい年が明けて早１５日、遅ればせながら本年もどうぞ宜しくお願いします。
松居直コレクションプロジェクトもまた新たな気持ちで活動を続けていきたいと思います。
まずは新年早々嬉しいお話、２月１日（土）～１６日（日）、金沢の石川県立美術館の別館　広坂別館で
「木下晋・松居身紀子展」を開催します。



木下晋氏は日本の代表的鉛筆画家です。10Bから10Hまでの鉛筆で２２段階の濃淡を使い分け
作品を仕上げられるそうです。
この「はじめての旅」は木下氏が幼少期の体験を絵本にされたもので、鉛筆画のリアルさも加わり、物語にどんどん入り込んでゆきます。こちらの絵本の原画がすべて展示されます。



燃えるような色使いのこちらの作品は松居氏の奥様、身紀子さんのものです。
染色画家として活躍されている身紀子さんの絵は木下氏の絵本の見返しとなっており、
モノクロームの絵との対照的な色彩の美しさに目が惹かれます。
お二人の作品を、金沢でご覧になれるまたとない機会ですのでどうぞ足をお運びください。
入場は無料となっております。

category: 未分類