空とこども絵本館10周年記念 
2016/06/21 Tue. 11:06 [edit]

空とこども絵本館は7月15日で開館10周年を迎えます。
10周年ありがとうとして、7月16日(土)10時から15時まで、絵本館広場で「BOOK CAFE」を開催します。
これは松居直コレクションプロジェクトとの共催で2度目の開催になります。
今年は石川県の古書店さんの古書市のほかに、ホルン演奏会やおはなし会、お面づくりなど盛り沢山の内容で、
小腹を満たすための甘いものの販売もあります。
雨天の場合は場所の変更もありますのでその場合はお問い合わせください。

松居直コレクションプロジェクトの企画展は7月2日~31日まで「父から子への贈りもの」展となります。
合わせて記念講演としては7月23日(土)に小さな絵本美術館館長・武井利喜氏の講演があります。
タイトルはやはり「父から子への贈りもの」、フェリックス・ホフマンとハンス・フィッシャーのお話かな。

ホフマンもフィッシャーもわが子のために絵本を描きました。
ホフマンでは「おおかみと7ひきのこやぎ」「ねむりひめ」など、フィッシャーは「こねこのぴっち」「ブレーメンのおんがくたい」などがありますね。どんなお話をきかせてくださるのでしょうか。
翌24日には「ばばばあちゃん」シリーズで有名なさとうわきこさんのワークショップがあります。こちらも滅多にない機会です。本当に楽しみ。
詳しいことのお問い合わせは空とこども絵本館(0761-23-0033)まで。
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タイサンボク講座1 
2016/06/21 Tue. 08:14 [edit]

こんにちは ビップです。
梅雨に入り鬱陶しい日々が続きます。体調を崩される方も多いのでは。気をつけてくださいね。
さて、この度松居直コレクションプロジェクトでは「タイサンボク講座」と銘打って、様々なジャンルの方々から
知識のおすそ分けをいただこうという企画を始めました。
その第1回は「今に伝える集義のこころ~集義堂に始まる小松の教育」で、メンバーのT先生から知識のおすそ分けをいただきました。

今から220年ほど前の寛政6年、加賀藩では藩主が学問を好み、領民はそれに倣ったといわれ、医師の梁田養元らが中心となり学問所を小松市の今の京町に創設し、志のあるものに学問を教えたそうです。その校舎に西依周行の扁額「集義」が飾られたことから集義堂と名付けられたという由来などから話は始まりました。

現在、集義堂は小松市立芦城小学校に引き継がれていますが、小学校の会議室には年代別に詳しく資料が掲げられています。
集義堂に始まる小松の教育には、正しい行い、正義の心を積み重ねて、心の修練された人になってほしいという願いが込められているのですね。この集義堂の創設から小松では教育の大切さを実感し、その後、今江町に「必下書院」も創らることになるわけです。講師の「出でよ、地球市民」という言葉に集義堂の奥深さを感じました。
「タイサンボク講座」に興味のおありになる方は松居直コレクションプロジェクト(空とこども絵本館内 0761-23-0033))までご連絡ください。
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