絵本界の貴重な財産 
2013/03/27 Wed. 14:07 [edit]

今回の展示は多岐に渡っています。
たとえば絵本作家の方から松居氏へ贈られたサイン入りの絵本。

松居氏が幼少期に読んでいた「コドモノクニ」や「岩波少年文庫シリーズ」など。

民俗学の柳田國男や折口信夫などは中学生のときに夢中で読んだそうです。
徳富蘆花の影響で好きになったというトルストイの全集の一部も展示してあります。

松居氏が編集を手がけられた絵本は世界でもたくさん出版されています。
たとえばこの「ちのはなし」はなんと15言語に翻訳されました。

また世界のすばらしい絵本をを日本で翻訳し紹介したのも松居氏です。
エウゲニー・ラチョフの「てぶくろ」もその中のひとつです。
こうしてみると本当に日本の絵本界にとって松居氏はなくてなならない存在であることが
わかります。
僅かなあいだでの展示ですが貴重な資料がたくさん揃っていますので
どうぞ小松市役所へおこしください。 (すべての写真の転載はお断りします)
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