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十九番館だより(夢の本棚~松居直コレクション~)

松居直コレクションプロジェクトの活動記録。掲載の写真及び記事の転載は固くお断りします。

松居直講演会「翻訳絵本のあれこれ」  

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25日は松居氏の講演でした。
テーマは「翻訳絵本のあれこれ」。まだまだ海外絵本の紹介が少なかった頃から
素晴らしい翻訳家とともに海外の絵本を探し出し、出版してこられました。


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ユリ・シュルヴィッツ作・絵の「よあけ」を翻訳された瀬田貞二氏は、
日本の古典をよく読まれていたご様子で本当に言葉の豊かな方だったそうです。
編集作業時には、翻訳家の方に文章を訂正していただくこともあるそうですが、瀬田氏に関しては
そういったことはほとんどなくお任せできたとの裏話も後でお聞きしました。


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「うさこちゃん」の翻訳は石井桃子さんでした。
オランダ語の「ナインチェ」という言葉の響きが日本語の「うさこちゃん」に繋がったのだそうです。

松居氏と石井桃子さんとの関わりは本当に深く、児童文学に関心のある方が集まってつくられた「ISUMI]会では、ご一緒に沢山のことを話し合われたそうです。
松居氏は、石井桃子さんは、英語を訳すというより生活感のある日本語で語っておられ、英語ができるのではなく日本語がとてもできるかただったと仰っています。
ディック・ブルーナの「うさこちゃん」シリーズやビアトリクス・ポターの「ピーターラビット」など、知らず知らずのうちに私たちは、石井桃子さんの言葉を沢山耳にしてきていたのですね。誰かから絵本を読んでもらって。


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講演最後にはテレビドラマで時の人となった村岡花子さんとの関わりについての質問もありました。


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村岡さんのラジオ番組「コドモの新聞」を松居氏は子どものころに夢中になって聞いていたそうです。
子守唄やわらべ歌を聞いて育った松居氏にとって、言葉を聞くということはごく自然なことだったのかもしれませんね。流れてくる村岡さんの声はやさしく、すっと伝わったそうです。


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松居氏は10月5日がお誕生日で米寿(88歳)を迎えられました。
ささやかですが、メンバー、絵本館のスタッフでお祝いの会を催しました。
小松市長からはサプライズでお花のプレゼントがありました。

先生、本当におめでとうございます。これからもお元気で、どうぞ私たちをお導き下さい。


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